※ここ数年、ダラリと続けてきた物書き稼業を
いろんな方に知ってもらえ、
そこから一歩先の仕事につながることも
多くなりました…が、
「ほいほい」と
興味とやる気だけで請けてしまうと
後々大変だし、面倒だし、後悔するし。
でも、常に研鑽。
上みていい仕事を心がけなきゃ
案件が消えてなくなるかも。
webライターなんていってますけどね
私が依頼を受け始めたころなんて
こんな「職種」っぽい言葉すら
ありませんでしたよ、ええ。
「初っぱな書いてみた原稿が
インターネットで公開されただけ」
それだけで私はライターと呼ばれ、
依頼の多さは当時から
web掲載用の方が圧倒的で、
正直な話、ライターって
「紙に印刷される原稿を書く人」
だと思っていましたよ。
こんなんで、ライター気取って
いいんかい??
というモヤモヤを抱えて数年経って
クラウドソーシングサイトに
「webライターという働き方」みたいな
紹介が始まったのを発見して、
あたしってwebライターなんや…
と自覚しましたね。
”書く場所”で何が違うのか問題について
次第に、web上の塵のごとく
私の原稿もどこかしこで掲載してもらい、
ただ、そんな時代だったのですが
一部は流れの中で封印されたり
入稿して数ヶ月でサイトが閉鎖したり
本当にいろんなことがありました。
そして、
公開されるまでのスピードも
公開されてからの残像も
紙とwebじゃ全然違うってことを含め
”書く”のいろんな事を知りました。
文章をただ書けば良いって
そんな簡単なもんでもなく
ちゃんと考えて
何度も読み直して
(それでもミスして)
修正して。
その文体や
文字数縛りや
校正、編集のしかた
定型のいいまわしとか
あれこれそれ…と
紙ルールとwebルールの違いも
たくさんあるんですよ。
十数年前は当たり前のように
「webライターは紙媒体を書けない」
と言われていました。
まあ、確かにそうかも。
クライアントさんが文章に対して
全く頓着がなかったり
とにかく文字数がほしかったり
ほぼwebライターにお任せだったり
web記事には担当さんの
愛情が乏しい感はしていたんですよ。
その点、紙媒体の場合、
編集責任者さんがいて
担当さんがいて、
内容をキチンと推敲して
何度もやり直して
そして入稿完了!!です。
タイトな納期でありながら
webほど超特急でもありませんでした。
いろんな違いを比較して、
いろんな仕事もさせてもらって
その中で最近感じ始めたのは…
どっちも歩み寄ってきてる。と思う。
ってことです。
webライター。周知されてきた感があります
書き手不足は本当に深刻なようで
web制作さんと誌面担当者さんの
両方からいろんなお話をいただきます。
いやそれでも、ほんの数年前まで
「web原稿は書けても紙原稿は書けない」
といわれていたんですよ。
誌面原稿を書くのは特殊な人。
web原稿は誰でも書ける。
正直、私もそんなふうに感じていました。
紙の場合、長らくのおつきあいや
編集さんがついていたり、
そこに入る隙がなかったんですよね。
これまで全くweb業界に携わっていない方は
デザイナーとか、ディレクターとか
エンジニアとか。
その仕事がよくわかんなかったりしません?
いや、私もはっきりとはわかんないけど。
この業界の中では割と身近に、わかりやすい
お仕事と思ってもらえている気がします。
職業柄、私はいろんな情報を
終始webでまさぐっていますが、
その検索履歴のせいで
最近「webライター始めませんか」講座の
広告ばんばん。
いや、私じゃない人に表示させてほしい…。
こんなとこにも、
手軽さや始めやすさ、みたいな印象が
湧き重なっていくんでしょうね。
そして今年も講座の幕開け近し
一年って時間が経つのは本当に早い。
(と自分が感じるだけ)
ブログを更新して居ないせいか?
ほんの少し前に講座が終わったような…
そんな気すらしますが、
10/5から、第5期ライティング講座が
いよいよスタートします。
今年も株式会社キャリアマム様に
お声がけ頂いて…それが5月の話だったっけ。
コロナコロナコロナ…の合間に
webミーティングだったり、
電話やメールやチャットや諸々で
先日、講座レジメを確認しました。
いや、今年はいいよ。本当に。
時代と時の流れの中で
変わるべきところと
変わっちゃいけないところと
変わった方がいいところが
しっかり盛り込まれています。
そろそろ受講者さんの選考が終わって
いよいよ今年も
怒濤の2ヶ月がはじまるわけで。
その合間に原稿締めと取材が
わっさわっさとあるわけで。
感染対策をきちっとやりながら
今年も年末まで駆け抜けるぜ!
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