好きな仕事が時代にのまれる可能性…今後文字起こしはどうなるか

突然に、私事で申し訳ないのですが、
文字起こしが大好きです。


嫌いな方もいらっしゃるようですが、

私は無心に音を聞き、

それを素直に打ち込みながら集中する…

あの疲労感がたまらなく好きです。


文字起こしをして良かったのは、

経営コンサルタントとして有名な

大前研一さんのセミナーを

それも3時間みっちりなやつを

(参加した企業の会費が5000円だったやつを)


私はタダで視聴して、

起こして報酬まで頂いたという…

一粒で三度美味しい感じの案件を受けたこと。


とある保険会社さんのイベント講演で

ゲストとして呼ばれた大前研一さんの話は、


普段なら絶対に聞くことが出来ないような、

グローバルなIT社会や世界経済の話を

惜しげも無く、しかも独特の切り口で

流れるように語ってらっしゃいました。


いやあ、やっぱり偉い人の話はおもしろい。

報酬貰えればなおのこと。


当時はまたMP3音源をクラウドでうけとって

「おこしやす」で音声を調整するのが

主流でした。


そのうち、youtube動画視聴の依頼案件が

急増してきます。


話している人の呼吸を感じながら、

文字にしていく作業は、

私自身が学ばせてもらっているような

気分にさえなりました。

 

文字起こし案件が非常に少なくなっています。

きっとこれって音声言語識別ソフトの汎用性が

高まったせいだと思っています。


Gのハミングバード公開以降、

便利さが加速度を増しています。

聞いて打つ から、 聞いて文字化が

日常になっていますよね。


OK!google ですよ。


聞いた文字を変換して、違えば学習機能で

さらにデータを蓄える時代です。

ゲバ取りなんてその内、

何ともなく行えるようになるんじゃないかと。


整合性のとれた文章、変換ミスが無い文章。

これが人の手で無くなるのは時間の問題かと。


音源文字化から要約、

要約からのレジメ作成はどうだろう。


一連の作業を

人の手から人工知能にシフトするのは

そんなに遠い先の話では無いかも…。


クライアントとしては利便性とコストのメリット高。

個人的にはなんだか残念、非常に寂しい気分です。

只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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