タイトルは壮大…
でも、頭の中で考えていることは
至って日常的なことです。
昨夕、我が娘(小学校高学年)が
「母さんの仕事を私が手伝うこと、できる?」
と言いました。
なげかわしや我が娘。
母が日ごとに 目の下クマ五郎 と化し、
老眼を疑いながら(疑惑は解けたけど)
それでも月末を乗り切ったこの身を
案じてくれておるのか???
そう思ったのもつかの間…
「アルバイトできる?あたし」
…。こら。
我が子のお小遣いは
年に一度、年明けに恵んで貰える
「おとしだま」が全てです。
じいじもばあばも、孫のために
姉夫婦も、姪と甥のために
身銭を切ってお年玉を準備してくれるのです。
小さい頃は、年の割に巨額なお年玉ですし
私が管理していました。
でも、もう小学生ですもの。
年明けに頂いたお年玉を12分割し、
月間予算を立てるのが我が家の恒例です。
欲しい物は自分で買う。(勉強に関するのは惜しまず親)
自分で出すとなると、本気で欲しいか考えます。
割と高額商品も 計画次第でどうにかなる。
ただ、計画倒れも良い経験です。
弟は既に、机上の空論、三年連続確定です。
親は そのときの衝動でものをねだられる心配がなくなり、
無駄な出費を抑えられます。
なにより、お出かけやイベントの時に「心付け」をあげると
異常なテンションで子どもがよろこぶ!
要は 親からの小遣いは
臨時収入的な、嬉しいハプニングなわけです。
姉の方は がめちぃ倹約家。言うなればドケチ。
立派に親のもくろみ通りに、成長しております。
ただ、使うところは使える奴で
読みたい本(漫画は一切買わない・文庫や伝記シリーズ)に
すっと自分でお財布を広げられる子。
勉強に関わることは親が出す、というのが我が家のルール。
でも本だけは「私が買うの!」と聞かない。
本当に無条件に好きだから、
自分で出しても惜しくはない。そうで。
そんな姉の方から、
思いがけずアルバイトの申し出です。
正直言えば、姉の方は
割としっかり文章を書ける奴です。
親のひいき目でもなく、1ライターとして、
こいつの文章やるな…と
クリーンヒットを飛ばすことが何度かありました。
か け る か も し れ な い …
こいつならやれるかもしれない…
でもちょいまち。
どっちみち校正しなきゃいかんのは私ではないか
校正してくれるから大丈夫やん。
…こんな打算がそっこー働くのは姉のほう。
ちなみに弟は正義感の固まりみたいなやつ。
姉がたまに勢いで書いた文章を、
私がせっせと校正して…
まったく現実的じゃない。
それなら自分で書いた方がよほど早い。
何より 続ける保障が全くない。
「お金は突発的に稼ぐことは出来たとしても、
それを継続させることが難しいのだ。」
次はこれを教えねばなるまい。
嫌でもかくのかい?
続けて書けるのかい?
運動会の練習でヘトヘトでも
ノルマはこなさないかんのやぞ…
これでお金に対する執着度を測ったところ
弟 言い訳を始める
姉 しても良ければ頑張るけど無理だったらごめん
あと3ヶ月の辛抱じゃ。
年が明ければ、働かざるとも
おまえらには大金が舞い込む…
そして私はまた、
月初という振りだしにもどった気分に落ち込む…
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