子どもから職業を尋ねられて即答できなかった母の話

時代ときめき、
パラレルワーカーなんぞと言われ、
気を良くしている母が

ちょっとばかり躊躇った話。


以前は
家で原稿書きをしている姿を

あまり子どもには見せませんでした。


執筆は子どもが寝てから。
なぜかこれが自分にとっての
ポリシーのように
過ごしてきましたが、

子どももそれなりに大きくなり、

なんとなく道理も
分かるようになったので、

家で仕事する母の姿を
ちょいちょい見せるように
なりました。


で、先日子どもが突然に


「で、かぁちゃんの仕事って
 …何なん?」

と尋ねてきました。


主に主婦です。
…と胸を張って答えましたが


いやいや、そうじゃなくてさ。

甘やかなツッコミが入り…。

で、何なん!?


…どうやら
あれこれと仕事をしている姿が
世間のお母さんと違う…

イレギュラーに写っているらしく。

経理事務員さ。
知ってるやん。


と答えると、

「じゃあ、
原稿書きよんのは何なん?
ライターは仕事やろ?」

と、問うてくる。

そして
「今度またセミナーするって、
あれは何なん?」


…職業不詳の母。
ただ、
話の流れから行けば

ライターの仕事をしている方に
興味はあるらしく。



私のかぁちゃん
ライターなんでー。

という人は
確かに少ないかもしれない。
特に大分なんぞの田舎では

出版社に勤務する人以外で、
そんなにいないかもですね…


よくよく話を聞くと

私(母)の仕事なんしよんのー?
と友人から尋ねられて
なんて答えたらいいか
→どっちの仕事を言えばいいか
分からなかった。


からの、確認だったという。
それを聞いて、

私自身が
軽く戸惑いました…。

どっちが主な仕事なのか
とか

どっちを優先する
とか

全く考えておらずむしろ、
どれも自分にとっては
バランスを取るために
必要な仕事で。


どれか一つに。

なんて
これから先も考えないだろうし。

うーん。
パラレルワーカーって、
仕事の説明が長くなるのは
致し方ないでしょうか。

あれとこれとなに。
みたいな。


まぁ、どれを取り上げてもらっても
子どもよ、構わなくってよ。

只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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