※「せっかくの休みだから
自分がやりたかったことを
一つでも叶えてみようかしら!」
と非常に前向きな気持ちでいたはずが、
3ヶ月経ってみて振り返ると
なんも変わらん毎日を重ねただけだった…
という話(主婦のみなさん、ここで共感の拍手をぜひ)。
食ネタを中心に振り返ります。
だらだらしようとして、
何となく無駄に過ごしていたわけではありません。
私の日常って、
家事タスクが割と(いや結構)多かったんだな…
と実感しました。
だって、
家にいても、仕事に行ってても
『自分がやりたいことをやろう』とする
心の隙や余裕が
全くといっていいほどとれなかったんですもの(泣)
朝起きてご飯作って、
ざざーーーーっとそうじして
原稿の構成や妄想をしながら、
洗濯して、それも3回くらい洗濯機回して
なんかいろんな洗い物して
もれなく干して拭いて干して乾かして
たたんで重ねてしまって、
手入れをいくら頑張っても
どうかしたら枯れちゃうお花を庭でいじり、
全く望んでいないのに
ぐんぐん成長しやがる雑草を手荒に刈り込み。
あっという間に正午をむかえ、
ちちんぷいぷい と唱えるかのような
キラーフレーズ
「おひる…、なに?」を
子どもに浴びせられる毎日。
ほんと給食もう感謝しかないさ。
お値頃に小中学生の胃袋を満たしてくれる
調理員・栄養士のみなさまいつもありがとう。
自宅昼メシも作って食べて一時間。
片づけて原稿の素案作って気がつけば夕方まぢかよ。
食材をごっそり買い込んでも、
倍速で冷蔵庫はカラになるし、
御三度の材料だけ買うというわけにもいかず
(お菓子大好きお腹ぺっこりん星人のゴキゲンは
備蓄在庫の質と量によって大きく変わる…)
なんか食べられそうなやつを
両手一杯に抱えて、たまに玄関先で引きずって
家の中にどうにか持って入った瞬間、
ハイエナのようにむらがるぺっこりん星人。
ちょっと運動して、
ちょっと勉強して、
まるでルーティーンのように
冷蔵庫をとりあえず開けてみる…
という一連の行動は、
それをなにげに見ているだけなのに
日に日にどこか、なにか
プレッシャーを掛けられているような
そんな息苦しさすら感じたこともありました。
(キテるよね、きっと。かなりキテるね)
ちょっと時間が空けば台所に密集する家族。
思えば、食べることくらいしか
楽しみってなかったかもしれませんね。
連日たれ流しっぱなしのCSテレビも、
3ヶ月もすればそりゃ飽きますよ。
大して動いていないはずなのに、
人間って、おなか、空くんです。
「おかあさん食欲ないしなぁ」
なんて言ってみても所詮独り言。
育ち盛りの子どもふたりと、成人男性は、
そりゃもう食べるさ。
一日三食三ヶ月って、
こんなに食費かかるわけ!!?と、
月をまたぐごとにじわじわと家計を圧迫する食費…
エンゲル係数の高さに驚愕しました(汗)。
それでも、自分たちが食べたいものは
自分で作ってみようなんて、
これまでちっとも見られなかったアクションが、
こどもたち始動で起こったのはうれしかったな。
できあがったのは
”でっかいみかん缶にゼラチンを
ダイレクトに流し込む巨大ミカンゼリー”で
そのでっかさゆえ、口が飽きたらしいですが、
これもまぁ良い経験ですね…。
ちょっと気を良くしたせいでこの後、
”こげこげイチゴ飴を作って台所どろどろ事件” や
旦那サマが作る朝食で”油まみれキッチン事件”
→きっと当事者にそう見えてはいない…
家族にとっての非日常感 ってやつは
主婦(我が家ではあたし)にとっての 当たり前。
いや、グチではない(と自分に言い聞かせる)。
こんな毎日を3か月続けていると、
家族が普段気にしないような
あんなこんなの家事全般を
誰かがやっているんだ、ということに
ところどころ気づいてくれるようになっていました。
休校明けは、
さすがに体が重たそうですが、
何かを取り戻したいかのように
笑顔で楽し気に出かける子どもたち。
…で、
私に限っては、
体の重たさも、家事の負担も、
自粛云々が起こる前と後で
なーーーんも変わっていません。
休校終わりのタイミングで
月末納期が重なり疲弊した体を、
家事と執筆のすき間に癒してもらいたい…。
(マッサージ屋さんって、密な場所ですっけ?)
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