何となく、そつなく
いろんなことができる人を
うらやましいとおもっていました。
器用な人、そこそこひととなりできる人。
分からない、出来ないと
いわずにすむ人は
きっとストレスもなく
壁にぶち当たってもがくことも
少ないだろう…
うらやましいな と
思っていました。
ただ年を重ねて
ここにきて プロ と呼べる人に
憧れるようになりました。
わたしの環境変化とともに
こんな思いになったのだと思いますが、
私の周りに
プロとして誇らしく物事をこなす
人たちがいてくれることに
ありがたさを感じています。
そつなくこなすのも
一種の才能だとおもっていますが、
やはりプロは
思い通りならないことや
面倒だ、難しい という壁を
自分でぶち抜こうとして
それを達成して形にする直向きさ、
これに激しく尊敬の念をいだきます。
そして、プロからもう一歩さきの、
変態レベル。
いや、素直100%な気持ちで尊敬します。
変態とは、最上級のほめ言葉です。
(時と場合によりますが)
極める=変態。
その極めによどみなく、
しっかり自分のものにしている姿。
そして、仕事だろうが趣味だろうが
投げ出すどころか
どんどん陶酔して
むしろ好きすぎるようにみえる…
そこまで打ち込むことができるのは
やはりその人の力だと感じます。
その尊敬すべき変態レベルの方から
私は定期的に
漫画をお借りします。
その方のおすすめ本です。
ただ面白いとおもって読みすすめては
いけません。
展開、描写、予想、そして
感想に至るまで、
しっかりのめり込んで
自分の意見を持ちます。
その思いを短時間語らう…
これが貸し主さんの楽しみのようです。
自分がいいと思ったものを
共有して共感する、
互いに思いを語る…
仕事が変態レベルなら
その息抜きなはずの漫画に対する情熱も
まさに変態レベル。
そして、そんな人に好まれる
漫画もやはり変態レベル。
漫画家さんって
本当に隙がないですね。
ストーリーに淀みやチグハグが
一切ない!
へーへーへー!!です。
予想を裏切りつつ、
23巻まできても未だ驚く。
間延び感なし。
すばらしす『進撃の巨人』
ストーリーはもちろんですが、
絵も、たまに差し込むギャップも
巻末にある次号のプロモーションも、
手抜きなし。
さすが、大分駅前を
巨人ワールドにするほど、
ファンが多いはずですね。
極めるには
好きなだけではなく、
やらされるのでもなく、
いやたとえやらされることでも
前向きにやりたいと
自分を錯覚させて取り組もうとする
そんな気持ちを持って、
続けていければ
物書きのプロではなくても
変態レベルにいけるか?自分…
やるべしやるべし。ですね。
2コメント
2017.10.11 00:47
2017.10.10 23:17