新年度を迎え
すでに
新たな生活をスタートさせている人も
これから始まる人も
しばらくは
慣れないことを繰り返し
それに順応し、
日常にしていくわけですが。
習慣というのは
なかなか変えられないもの。
クセとでもいいましょうか。
何かをするときの
行動癖もそうですが
考え方や、
解決するまでの思考癖
というのもあります。
まずは
自分でやるだけやって、
それでも解らないときは
誰かを頼る。
という人がいれば、
悩む時間がもったいない、
結論分かんない、
だからまず聞いて教えてもらう。
という人もいる。
どっちがいいか
どっちのほうがいいか、
これはその時々によりますが、
何でも
まず解決したいタイプは、
聞いて分かってスッキリしたら…
あぁ、よかった!
で終わる人が多い…。
例えば
つまづいたら質問してね。
といって待つと、
正解までの道筋を
自分なりに立てて
これで合ってる?
と聞く人と、
あ、ここわかんないから
どうしたらいい?
と聞く人。の違い。
自分が立てた筋書きがなく、
途中で答えを求めると、
じゃぁこの後どうなるの?
と、その後の答えを
なし崩し的に
人に委ねる。
すると、
次に同じところでつまづいて
あれ?分かんない。
となる。
前もやったんだけどなー。
分かんないなー。
自分はこれが苦手なのかもー。
できないー。
になる…。
最後まで
自分でやってもないのに
できない。とおもっちゃう。
宿題のなかで
解らない問題があったとき、
子どもによく、
教えて~と
尋ねられますが、
つまづいたところを
こうするんだよ、と教えて
じゃ、この後どうなる?
と質問返しします。
すると、
二人の子のうちひとりは
問題を眺めて
うぅぅ…と悩みだす。
もう一人は
えーー、なんちぃ?
どうなるーん、わからぁん!
と、その後も教えてサインをだす。
ま、私は
なにをいわれても
まずやってみな。と
言うのですが、
ひとりは 解き方 を知りたくて、
ひとりは 答え を知りたいわけです。
答えをその都度もらっても
考えた筋道が自分になければ
振り返りも
やり直しも
自分にとって
半分の力にもならない。
この時どうするのー?
こうするんだよー。
じゃぁ、この時はー?
これを繰り返したあとに、
振り返ればいいけど、
結論もらって
解ってしまうと、
もう習得した気になって、
次の時につまづく。
なんでも一つ一つ
教えてもらえるほうが
親切だと
大人になればなおさら
感じてしまうもの。
細かく話をしてくれて
あー、いい話だった!
と思っても、
自分ごとにならずに
ただ聞いて満足して
それでおわり。
逆に、
解らない事に答えがバチンと出ず、
えー、なんかよくわからんかったー。
あの話聞かんでも良かったかもぉ。
と思うこともあるでしょう。
どっちがいいか、は
その時と
求めるものによりますが、
なんでんかんでん
教えてもらおう!という気持ちは
もらう ことに満足を生んで
する ことを遠ざけがち。
過保護に
してもらう 前に
自分でやる という気持ちを
まずもつことが大事だなぁ、と
思うわけです。
じゃなきゃ、
学びもせず、
身にもならず、
納得できずの
ないない尽くし。
だからといってはなんですが、
参加者が考えて
自分の答えを出す
そんなライティング講座や
プログラミングワークショップを、
やらねばなぁ。と。
常に具体的な疑問を感じて、
それを解決する場所が
私の理想、ですね。
ま、
理想論ですかね。
0コメント