この本が発売された当時は、
まだまだピンとこなかった内容…
発売されたのが2011年の年末。
私がこの本を手にしたのが2016年。
もっと早く出会いたかった…
そうすれば、
あれこれと自分で悩まずに
この本から全て学べたのに…。
と感じたほど、
自分が「文章」に対して
日常、考えていたことを
まるで裏付けるように
「そうそう!そうですよね!」
とうなづきながら読みました。
ただ、2011年末といえば、
まだ白と黒の動物アップデートが
世間をにぎわす前の話。
文章ではなく、
キーワードをぶち込めば
SEOだといっていた時分。
私も
ライターといいながら
大して文章のことを
考える必要が無かった時分。
文章が書けないと悩む人が、
今まさに読んで
ほうほう…と言いたくなる
そんな内容です。
発売時点で、
「結論は冒頭で示す」
「構成は目で考える」
「読者の椅子に座る」
と文字を連ね、
最終目標が
「話せるのに書けない」を解消すること。
この本に出会う前の
自分なりの紆余曲折が
あながち大きく外れたり
間違ってはいなかった。
という安心感もありました。
でも、もし
この本が発売された当初に
読んでいたら、
「そこまで求められるん?」
「ここまで考えてせんといけん?」
きっと 文章 に対して
深く前向きに取り組もうとは
しなかったはず。
いろんな傾向や文へのニーズを
のらりくらりと渡り歩き、
今この本に
時代がやっと追いついた…。
ような気がします。
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