"私だからできること"を遠慮せずにやるその先に…

こうじゃないかなぁ…

と思うことを
黙っておくべきか
ぶつけるべきか…

そんな話。


いま、現在進行形のお仕事で

ちょっとしたモヤモヤを
抱えていた三日前。

いつも仕事をもらう
編集プロダクションとの
やり取りのなかで

どうもこれは、
解せない!

…ということが
発生し。



いやこれは
私の意見とか主張とか
そんなことではなく、

今回受けた
私だから分かるというか。


まあ、
大分のどこかを紹介する
というテキストを
関東のプロダクションから
依頼されて


土地勘のなさが
否めない

いかにも
「それっぽい」感が
露呈している企画に


どうしても地元の人間として

これはないわぁぁ…

と伝えるかどうか。


という問題。


結論を言えば

はっきり言いました。
(メールで あり得ない! と)

これを伝えたことで
原稿がひとつペンディング。
からの、
昨日執筆ストップになり、

私の報酬が
一校分飛んだ…。わけですが。


目の前の依頼を
言われるがままに書き、
納品していれば、

それはそれで
問題なく進んだと思います。


でも、問題はその先。

偶然にも今回わたしは
大分スポットを
扱うことになったのですが

大分県民だから分かる…
ってことは

他県の人が気づかないことも
多いはずで。

そして実際に

編集担当はネット検索して、
キーワードの薄いところを
きっと漁りながら

ニッチなところを攻めようとして、

地元の人は
ないわーそれ。
といいそうな事を

想像で
良いもんですよー!と
アプローチする筋書きを
原稿依頼する。

いやこれは
ありがちだし仕方がないこと。

だって
たかが一校のために

そのまわりにある
条件や事情やニーズを
包括的に
考える時間は惜しい。

できれば手短に
やっつけたい仕事パーツ。
であるはず。


それを目の当たりにして
もしも黙って
一校分原稿料を増やしても


その原稿が公開されて、

紹介した中身が
ユーザーに


ないわーーーーー!
と思われては
いかん。のです。


ユーザーが離れる要素は
どの段階でも
取っ払っておくほうがいいはず。


エンドクライアントと
私が直接に
接触することはありませんが、

それを
編集側に理由も添えて
伝えて納得させることで、

その申し送りはきっと
クライアントに伝わる。


そして
結果として


不安がない原稿を
依頼者側に渡せる方が

精神衛生上健康。


書いた後でボツったり
書いたものが評価されないと

そのマイナスは
結局自分に跳ね返るだろうし。


余分な労力使わんで済む‼

って、

書く仕事は
書く だけではなく
いろんな事を 考える 仕事だ。
と、
最近よく思います…。


只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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