前向きと後ろ向きの「やらなきゃ」(家事編)について

※家事を誰がするのか
かぁちゃんがせねばならん理由はない。
ただそんなこと言いながら、
自分がやらねばならん環境に
大した不満はない。
という話。


我が家のいたるところに昨年11月、
家事分担表が貼り出されました。

朝ごはん
掃除場所
お風呂沸かし
の欄に家族それぞれの名前と
曜日が割り振られています。

貼って三ヶ月経ちました。
私以外の家族、誰一人として
分担表を続けたものはいません。


ことの発端は
毎年なぜか11月になると体調を崩す
私の顔色と寝起きの
すこぶる悪い日が続いたことでした。

母ちゃん、なんかやべぇ…
と気づいた旦那様。
「手伝わねば!」と思ったらしく。
子どもらと相談して、
分担表を作り上げたわけです。

1週間は良かった。
次の週には
「あ、忘れちょった!」が増え始め、

そのうち
分担表の存在は
見て見ぬフリするものになり…。

なので今朝、
私は分担表を剥がしまくり
全て綺麗に
ズタズタに破り捨てました。

いや、やらないことに怒っている
ということではなく、
やらねば が できていない と
マイナス志向になるなら
そう思う理由を排除しようと思ったのです。

もとより私は
自分ができるうちはやろう と思っています。
だれかやってくれればいいのに…
そう思いながら一人で
イライラする方が不健全だと
思ったのです。

子どもも、
いろんなことができた方がいいでしょう。
機会を奪っているつもりはありません。
だって、しよう!と思えない人が
やらねば!と強いられるのは
ことさら辛い。

つらい イヤイヤ 仕方なく 約束だから

こんな気持ちでしても
今度は「してやった」感を生み出すだけ。
そして
ありがとう を誘発にかかる。
ありがとうを聞けずに不機嫌になる。

家族は私に「ありがとう」と言います。
ありがとう と感謝を伝えておけば
この人はしてくれる…と
思っているかもしれません。

でも、
できるうちはやる。
これはある意味私にとっても幸せなことで。
健康に過ごしているし、
子どもも家から出て行くかもしれない
進路の分かれ道まであと数年。

一緒に住まわなくなれば
嫌でもせねばならなくなる家事。

あれもこれもせにゃあ
あれがなかった
買い物って面倒
洗濯もご飯もぁぁぁぁあっ!

その時に、
根っこからの思いで感謝が生まれるはず。

こんなに大変なこと、
毎日してたんだ…って
そう感じてもらえる日がくれば

また11月になって絶不調で動けない時は

きっと
うちの家族はやってくれるので。

〈お手伝い〉という言葉が実は嫌いなので。
やる!と決めたら任せるべきだとも
思っているので。


ちなみに
「私が死んだらみんな困ればいい!!
 って思いでいろんな家事をそれなりに
 一通り全部やってますからね」
とも家族に伝えていますので。

何でもかんでも
興味がないし困ってもいないことを
全てできること器用さが
(いいこと)だとは思っていない

不器用な母の独り言。




只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

0コメント

  • 1000 / 1000