※文章書きで必要なのは
セオリーでも定型でもなく…
共感を誘うほどの想像力だ!
という話。
ライターという仕事をしていることを、
なんとなく理解している娘は
事あるごとに母に向けて
ヘルプサインを出します。
ある文章を書かねばならず、
自分は書く「内容」に前向きな思いが抱けず、
でもせっかくなら
その文が読まれた時に、
周りの人をグッと引きつけたい…
そんな ありえんわぁ…な文を仕上げるため
私にアドバイスを求める娘。
欲張りです。
見栄っ張りです。
スゴイって言われたいんです(きっと)。
でも、
ここで 書かせてやる!根性が
フツフツ湧き出る私もどうかしてます(笑)
人に伝わる文になるためには
共感ポイントが必須。
こんなことは、
いろんな本やサイト記事で
見飽きるほど言われているセオリーでして。
みんな知ってて、なぜ書けない?
それは
具体的に何をしたらいいかが分からないから。
私はまず、
材料も全く足りず
本人の書きたいこともぼんやりで
でもなんとか人を唸らせるための
あらゆるシチュエーションを
ひたすらに妄想(想像)します。
こんなことがあったら
こう言う人がいたら
こんな風に思っている人がいたら
あなたがこうしたいと思っていたら
全ては
もしも からスタートして
仮想の結論をどんどん湧き出させる。
これを言いたい
この言葉は使いたい
これは今回の文に必要ない
単語と箇条書きを
紙に書き殴って
結びつけて削って
順番を考えて…を
脳が「もう言葉出ません!」まで繰り返し、
ここで初めて
文章のぼんやり全体像が見えてきます。
数少ないヒントから
アドバイスをひねり出し、
全てを見せて伝えればそれは
娘でなく 私 の文になってしまうので、
口語でニュアンスを伝えて、
アドバイスの一つとして聞いてくれ。
と言い放つと、
娘の目キラキラ(汗)
いや、参考になればってところで留めてほしい…。
何にも知らんことやに
なんでそんなに思いつくん?
と咄嗟に言われましたが、
これは私にとって
何よりうれしい上級の褒め言葉で。
想像の深さと 共感ポイントが
ピタっと合ったということでしょう。
「ここから先は自分の言葉で。
じゃなきゃ、自分の文章にならないからね。」
きっと悩みながら
自分らしい文を仕上げてくれるでしょう。
(そのうち推敲しろとかもぅ絶対言う…)
ただ、
想像や妄想の流れ みたいなものは
これまでの経験だったり
書いた文章の数だったり、が
きっと影響していますね。
落とし所(共感ポイント)を
これにしよう!と
無意識?いやなんとなく決まるまでのスピードは、
おそらく早い方だと思います。
日頃から
誰に向けて
何をどう、どんな流れから伝えるか
なんてことを日常的に脳内で考えているからか。
失敗を含めたこれまでの経験 と
書く ためにやってきた勉強歴と
そっちから攻める!?な妄想力。
この三点セットを
更に磨いていきながら
ほほう!な文章を書けるように
続けることが大事だわ…と
娘のヘルプをキッカケに
思い返しています。
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