セミナー開催と「求められること」を考えてみた

ずいぶん前から
ライティング講座をやってほしい
というお声掛けを頂いていました。

私としては、
書くことが日常。
そんな話、誰が聞きたい?と

全くピンときていませんでした。

ただ、お話しを頂いた当初に
このセミナーを開催していたら

私は多分一発屋でおわっていたと
そんな風におもいます。

求められるからやる。
このスタンスは今も変わりません。
ただ、

数年間かけて
出会う人に「やってよ」と声を掛けて頂き、
時にそれを思い出し、
自分できちんとニーズを確認してきて

初めて自分の言葉で
皆さんの前にたって話ができる。

そう思っています。

私がライターを語り始めたころ、

テキスト(文章)の大切さなんて
考えるに値しないほど
至極軽薄な扱いでした。

依頼をくださるクライアントも
何を書いてほしいという
明確なポイントもなく、

こんな感じで

…と、ふんわりしたところばかり。
だから
完コピや語尾いじりの模倣テキストが
横行するのも仕方ないことだと
今となってはそう思います。

あるものを活かす。
この生かし方を
独りよがりに都合よく考えれば、

手抜きテキストが増えるのも当然。


これではいけない。
この点だけは
譲れないポリシーのようなものを
感じていました。

参考にする材料は幅広く
自分でテキストを吐き出すこと。

依頼で明らかに
「語尾だけ変えてください」
という時代もありましたが、
それは依頼だから仰せの通りに。

それ以外では
すべてオリジナルで、
考えたものを入力してきました。


叩き上げで文章を書き続けた、
私にはその経験しか
誇れるものがありません。

ただ、
長らくもがきながら

時にクライアントの
文章に対する思い入れのなさに
うんざりしながら、

こうして続けてきた体験や経験を通じて、

わたしは
自分なりに色々考察し、
結論を自分なりに導きながら、
その都度行動することができました。

その経験と想い、考えこそがすべて。
それをセミナーで語ってくれと
いわれるなんて思ってもみませんでしたが

そんな経験や
私なりの答えを
知りたいと思ってくれる人がいるのなら

私は自分の知り得たことを
何でも隠さず
大いなる主観で
お伝えしていこうと思います。

殊に、文章は

ライティングに限らず
生活や仕事のあらゆるところで
必要になるもの。

ライターだから…ではなく、
文章が書きづらいと思う人に
なにかしらのヒントを
お伝えしていきたいと

そう思っています。


只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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