皆さん、
正しい日本語。使っていますか?
ライティングをしている私は、
常日頃からいろんな言葉をみて
あれこれ考えることが多いのですが、
一体、正しい日本語って
なにが基準なんでしょうね…。
幼少のころ、
私は自分の話し言葉を、
父によく指摘されました。
言葉が汚い!
…だそうで。
これ、別に
くそったれ!とか
いてまうぞ!とか
クソジジイ!とか
なんじゃこらてめぇ!!とか
言っていたわけではないですよ。
なにがって、
方言が汚いという注意でして。
九州の方言って、
どこか語気が荒いといいますか、
勢いが強くなるといいますか。
そんなところがあるようで。
それに加えて、
私の人格的なものも相まって
かなりおおらかに
ぐたんぐたんの方言を
垂れ流しているように
聞こえていたようで。
私は大分と長野のハーフ。
おまけに長崎クオーターで、
県民性という点では
なんちゃってなところも多くありますが。
長野県民の父には
大分の方言がどうしても
受け入れられなかったんですね…。
いや、当時父もまだ
血気盛んな若者で、
勢いも譲れないものも
たくさんあったはずですから。
そんな父からは、
自身の生まれ故郷生活より
大分暮らしの方が長くなったころから、
なぁんもいわれなくなりましたけど。
年を重ねて、時代をまたいで、
受け入れられるようになるもの。
受け入れねばならないもの。
いろいろあると思いますが、
なんとなし、
その節目のようなきっかけがありますよね。
いやぁ、驚いたなぁ広辞苑…。
衝撃的な新聞掲載広告。
「広辞苑が やばい!」
でしたっけ。
改訂版発売当日に、
日経新聞でこれを見まして。
おいーーーー…となった私は、
もう ばばぁでしょうか。
公的な 正式なシーンとして
認められたという意味とは
異なりますが。
もう
ヤバい は、
大人も子どもも使っちゃう
日常的な言葉としての
仲間入りを果たした…と
言えるでしょう。
危険とか、良くないという、
マイナスの意味ではなく、
いい意味。刺激的。
意外なプラス的意味が加わった
「ヤバい」。
若い子ってさぁ、
ヤバいっていってりゃあ
何でも会話済んじゃうやぁん。
こう思っていましたが、
これもある意味正しいってことで。
あ、ただ使う場所は
考えないといけませんよね。
会議資料に ヤバい
上司との打ち合わせで ヤバい
商談中に ヤバい
いや、これもその内
当たり前になるのか??
そのうち、
原稿内の表記でも
ヤバい で伝えてOKなときが…
どうかなぁあ。
こないとは思うけど…
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