在宅ワーカーを活用したい企業の皆様をみて感じたことは…

大分では今年度から
在宅ワーカー支援と、
企業側の活用支援を行うための
各種イベントを開催しています。

私が、昨年秋から冬にかけて、
ライティング講座の講師を
させていただいたのもその一環。

昨日は、働きたい人側でなく

これから在宅ワーカーを
起用してみようかな?
在宅ワーカーって
どうやって活用できるの?

という疑問や仕組みを
知りたいという思いを、
解消するための企業向けセミナーに
潜入してきました。

ま、私は通常、
仕事を請ける側ですが、
企業側目線を知ることで
自分の働き方や意識も
何かしら変わるのでは?という…

自分自己啓発の目論見で
参加させていただきました。

都心や日本を相手にするフィールドで
躍進される大分の企業もありますが、

やはりこれから、
在宅ワーカーを活用すべきは
中小企業だ!と

セミナーに登壇された
株式会社キャリアマム堤社長の話は
非常に興味深く、
また鬼気迫るものでした。


労働者減少と働き世代高齢化。
企業で社員を囲い込むという
ワーカー確保の難しさ。
反面、
働きたいと願う人の雇用シーン創出。

上手くマッチングする事ができれば、
この問題はすべてが解決する…
そのために必要なのは

企業側の仕事棚卸し。
そして在宅ワーカーのスキルアップ支援。
これです、これ。


在宅ワーカーにどれだけ
多くの汎用業務を任せられるか。
「社員でなければできない仕事」を
いかに精査して、
社員がやるべき仕事に集中させるか。

誰でもできそうな仕事は、
そのうちAIにとって変わられるとすら
いわれている時代。

そんなシステマチックな仕事を
高い固定給を払って、
社員に任せる必要はないんです。

誰でも出来そうなところにまで
その仕事をシステム化して、
その中でも
専門性の高いものと
雑務に近いものを分別して、


それぞれを出来そうな人に
任せればいいんですよ。

すると、汎用業務を上手くこなす
プロ意識の高い雑務ワーカーがでてくる。
その仕事を、
いかに丁寧に、いかに上質に
仕上げることができるかという
専門性も生まれ高まる…。

そして
信頼して任せることができる
「人」と「仕事の幅」も広がってくる。


企業側は社員以外に任せられる仕事の幅を、
在宅ワーカーは
この人だからこそといわれるスキルを、

それぞれに高めていけばいい。

まぁ!
なんという社会の理想像。


働く側も、
毎日会社に通うという
固定意識を取っ払わなければ
いかんでしょうね。

通う という時間の無駄こそが
働いてる!という安心感や
実感だったりもしますが。


会社でなければみられないデータなんて
個人情報とか、
企業機密情報とか、

それを生業にしている業界でも、
すべてがそうではないでしょうし。

一部の秘密を守るために
すべてを社内で行わねばならない
…というわけでもないでしょう。

私個人としては、

「依頼したものはしっかりと納品してれる
あなただから
今回もお願いしますね。」

といわれるライターを続けていくことと

「こんな時はどうしたらいい?」
と相談されるライターでいること。

そして自分サイドから
「ここはこうしたほうがいいのでは?」と

厚かましいと思われようが、
自分の考えに筋を通して
提案を怠らないライターでいること。


こんな決意を新たにしたわけです。

ニーズを知ることで仕事を想定する。

声がかかるまで待つのではなく、
自分からニーズを取りに行く。

こんな働き方が、
もっと身近になったらいいよねー。と、

フリーランスな私にとって、
充分に思考刺激を得る場となりました。

来年度に予定されている、
企業とワーカーのマッチングイベントに

是非とも潜入せねば。です。
大分にお住まいの在宅ワーカー希望者は、

要!必見!ですよ。

只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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