どうも伝わらない…メッセージを誰が受け取るのか

いろんなものやコト、

それに対する思いを発信する側は、


いいのよねぇこれほんとまぢで!

という思いを、

書いている途中でぶつけたくなるもの。


発信する情報を考察しているときは

誰に向けて

何を伝えるのか…

いろんなイメージを持つでしょう。


ただ、作り始めたり

書き始めたら最後。

筆は止まらず推しの思いは溢れ、

出し切ったころに満足して完成。


これじゃ、ペルソナとか文脈とか

そんなの全く関係ない、

結果「自分本位」の

「自分が納得する情報」を発信することになる。


でもそれは、だれが見る?

いろんな情報の中にうもれて

ハタと目を止めてもらえるような情報か。

自分ごとに感じられる文章と、

自分のことを話す文章は違います。


自分の経験談を

いろいろと話せばだれかの為になる、と

方々いろんな人がおっしゃってくださり、

私もこれまでに話す機会を頂きました。


ただ、私が話すことが

単に「人生劇場」で終わっては、

「お前の苦労話なんぞききたかねぇよ!」

となりますよね、きっと。


聞いた人が自分の知りたいことだと感じる、

センサーに反応する内容でなければ、

話したことのいくらも記憶に残らず、

時間を無駄に使わせてしまうことになる。


ちっ、こんな話かよ。

と思われないためには、


ペルソナはもちろんのこと、

その人が何を欲して何を知りたいか

何を得ようとしているのかを、

しっかりこっち側が想定して

発信しなきゃいけない。


ジャパネットたかたの紹介は、

白物や生活家電なら

どれも「こんなことに困ってませんか?」

から始まる。

そして、それを解決する機能を

これでもかと連ねていきます。


服飾商品なら

あなたが身に着けるとこんなに素敵!

と、仕様や着用シーンを惜しげもなく

余すことなく発信していきます。


徹底的に悩みに寄り添う。

こんな風に使ったら?と提案量もパねぇ。


たとえばショップジャパンの

劇場CMでは、

以前に購入して全く効果がなくて、

1キロも痩せなかったとしても、


代謝が落ち気味な40代専業主婦が、

ろくに運動せずに

ほらウエスト・体重が

こんなに減ってるでしょ!

と見せつけられると、


また新たなダイエットサプリを

思わず購入してしまう。


具体的な事例を示すことが、

どれだけ身近な情報となって、

あたかも自分が成功した気にすら

させるほどの想像力を掻き立て、

コンバーションアップに効果があるか。



逆を言えば、

ふんわりとしたなんとなくのターゲットを

単に不安へ陥れて、

「キラキラした人生」や

「セレブリティな毎日へのアシスト」を

ちらつかせても、


じゃあ、あなたがどれだけキラキラしてるか

みせたらいいのに。と思います。


この人は凄い!

債務超過の毎日を脱して結婚して

事業に成功して幸せな毎日を送っています…


っていってるあなたが、

この方と知り合ってどんな風に変わったか。

どんな点が良かったのか。

人の不安をあおる前後に、

まわりくどい言葉はいりません。


あなたがどうなったか、

今どうだから「推し」なのか。

具体的に示せないのか?と感じ取られた瞬間、


見る側の人は疑心を抱くのだと思います。


人の話はさておきなのです。

人が良いと感じたという感想の先に、

「こんなところが」「だからこうなって」

の部分が知りたいのであって、


その部分に共感がもたれないなら、

きっと本質は伝わらず、発信目的は達成できない。


だから…

私自身も「何を求められているか」を

改めて整理して、また


ライティング講座に取り組もう…と、

自己反省してみます。



只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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