言う と 書く 言葉に受ける印象の違い

私は日常的に

言葉 と 発言 
音 と 文字

のような

話と文章の違いを

ぼんやりと考えながら
過ごすことが多いのですが…。


最近、言葉を喋るように
文字を発する人の

境 を意識していない点に、
怖さを感じることがあります。


言葉で伝えれば、
音や間、沈黙の長さも
伝わる要素になる。

けれど、
思ったことを
その熱量のまま
しかも丁寧な言葉で並べると


かなり強めの、冷たい、
突き放したような空気を
見た人に与える気がします。


例えば
「不謹慎狩り」なんて
言葉もうまれましたが、


誰かのつぶやきや写真が
アップされたタイミングで

普段は何ともないことが
たちまち不謹慎にだったり。


もっともらしい正論で
ある人の一瞬をフォーカスして、

平坦な冷たい言葉で
語られるのが


どれほど威圧的に感じるか。

世間一般にいつでもどこでも
不謹慎だと片づけるのは

ちょっと違うかなと
思います。



もちろん、
実際には

そりゃないよ…
不謹慎だろー

もあるのですが、


それはどうかなぁ

と思うことも多い。


音や空気感のない 文字は
読んだひとのその時の気持ちや
タイミングに

内容と印象が
大きく依存するから


気軽に書けるツールほど

言葉を慎重に読んで、
その想定と可能性を
いろいろきちんと考えて、
感じなければいけないな。



便乗で乗っかり始めたら

思いも言葉もエスカレートするから

発信する人は
投稿ボタンを押すまえに、

一度声に出して
読んでみてほしいです。

おまえ とか
クソ とか
死ね とか

言われてキツい言葉は、
そんな不謹慎狩り中の便乗で
文字になると

周りで見ている人も
しんどくなります。


と、思うことがあっての
独り言。




只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

0コメント

  • 1000 / 1000