学生夏休みの鬼門 作文に書いた理想と真逆の現実

 先日、
小学生の作文課題「エッセー」
のことを書きましたが、

今日は中学生の書く作文について。


うちのこ、
上の中学生の方は

わりと作文を書くことに
慣れています。

毎年、ひっくり返って足ばたつかせて

「書けん❗❗」と叫ぶたび、
根気強く
書き方をレクチャーした…

私の苦労の賜物フフフ。


いやあ、それはそれは
大変でしたよ。


修正するたび、
校正するたびに、


なんでいけんのん!
そんなに間違っちょんの?!


とまあ、
感情むき出しで
泣きながら仕上げたもんです。



今では、
気づけば作文を書いていて、

それも
五割の力でラフ原稿を書き、


校正してー。

と、持ってきます。


原稿書きの理想です。
書き直し前提で文章を書く方が

結果納得できる…と

身をもって経験しているからこそ。



いやぁ、本当に

頑張ったわあたし…。



で、今回上の子が書いた作文に

「人にかける言葉には
優しさと思いやりをもって…」

という類いの言葉が
出てきまして。


ま。テーマがそんなヤツでして。


言葉で人を傷つけるのは簡単。
でも、一度傷付いた心は
修復するのが難しい…。


言葉と心。
優しさをもって、

人が(傷ついた)と感じるような
ことをしない。

周りの子の様子にも気を配り、
そっと手を差しのべる。

これが私に出来ること…。


と書かれた
叩き台文章を見て、

母は激しく感動したわけです。



で、そんな作文を書いている最中、


「ちょっと!Mステ見るっち
ゆっとったやん!
いつまで録画のアニメ見よんの?⁉

もういい加減にしてくれん?⁉」


と、
弟に語気の荒い暴言を
いとも簡単に、
しかも感情に任せて吐きまくる…。

下の子、口とんがらせて

「ごめーーん…。」



おいーーー…
おねえちゃぁーーーん…。


書いてることとやってること。

かけ離れすぎですー。

と、すかさず突っ込んだ母。

作文の理想と
感情的な現実。


ま。子どもって
こんなことを繰り返して
学んでいくんだろうな、

と、ため息混じりに感じた
夏休みの折り返し。



只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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