ルールを深く知るタイミングと自分のアンテナ

 
※無料だから大丈夫じゃね?
という甘やかさはキケン

という話。



数年前までは

NAVER まとめみたいな記事を
どんどん量産してください!

という依頼が
毎日のように届いていました。


これは、
時代のニーズ ってやつに
そぐわなくなって

気がつきゃなくなってました。


まとめ表示広告って、
Web広告のなかでも
素人さんが手出しやすくて、

それなりに注目されましたが
あっという間に
YouTubeに取って代わられ


NAVER ならぬ
YouTuberが脚光を浴びるのですが


NAVER まとめが一時期流行したのは



ここさえ見れば
いろんなリンクに飛んで
関連記事が読める


これこそ必要かつ最大のメリット。
だったわけよね。



まとめ仕事を頂いたときは
とにかく


リンク元を正しくキチンと
表示してくださいよー!

と、注意喚起されてました。



今日の産経新聞Webニュースで、


Twitter無料投稿イラストを
別サイトで無断転載した
まとめサイトに対し
賠償命令判決…

という内容のトピックスがありまして。


これまではどこか


限りなく黒に近いグレー
の領域だった問題に


いよいよ判例が
後ろ盾になりそうな
今がまさに
流れ転換のタイミングです。


これまでは、

仕方ない…とおもってきた
イラストレーターさんは

よくぞ声を上げて闘ってくださった!

というほどの功績でしょう。



まとめを作る側は


「なんかカワイイイラストやん」
と、
気軽にキャプチャして
ホイホイとアップしたくなるでしょう。

ただ、
ここで今回問題なのは、


掲載元をキチンと表示して
リンクで元に辿れる軌跡を
仕込む

という大事な手順を
失念してしまっていた…
からではないかと。


愛情込めて描いたイラストを
無料で公開するのは

イラストレーターさんにとって
一つの関所のようなものではないか。


これでお金がもらえるかも…
と思う作品を
いや、サラッと描いたかもしれないけど

イラスト描いて食ってる人は
描いたものに対して

成果物

の意識がきっとある。


Twitter規約では
埋め込み(転載元表示)があれば
違反ではない…的文言が
あるようですが、


キャプチャで切り抜き
さも誰かがこれを
転載した先のサイトで
呟いたようにイラスト加工をし

描いた方が投稿した
元のサイトをキチンと
表示しなかった。

これが今回の問題。


あのさ。


無料だから何でもokって意識。
そろそろ捨てませんか。


もちろん
無料で使える画像サイトや
イラストやさんみたいに
商用利用可のものもあります。

これは
利用規約が変わらなければ
無料で使わせてもらっても
良いやつ。


でも
Twitterとか無料で使えるから
転用してもいいでしょ…

という規約無視の
甘やかな自己判断はダメ。


コンテンツ作る側で
キチンと襟を正さねば。


だってそれが依頼なんだもん…
というケースも
正直いえばまだまだあります。


だからこそ、

それ、やっちゃいけないやつじゃね?

と言えるライターで
あるべきであって。


時系列で
ルールはどんどん厳しくなる。

ただこれは

今までしっかり取り締まれなかった
ルール無視が多すぎた
グレーなまま突っ走ってお咎めなかった

だけのこと。


完全オリジナルで
と言われて数年のライティング。

それは文字だけじゃなくて
絵も写真も
全てに共通するはず。


じゃ何処でそのルールを知るか。

教えてもらうんじゃ
タイムラグがありすぎる。
待ってても得られないこともある。


やっぱり自分で捕りに行って
自分なりに理解しょうとして
考えなきゃね。
(という自分への喝入れ)


只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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