悲報!子どもが読書感想文をお残していました

作文やレポート類は
割とすんなり書き始められていたはず…

なのにどうしてぇ…
読書感想文を「忘れてた」ふりするかな。

そんな 主に主婦 の心の嘆きと
読書感想文を書くポイントについて

の話。

読書感想文が書きづらい!その理由とは?


読書感想文の宿題なんて
なくしてしまえばいいのに(>_<)

と言い放つお母さんを
目の当たりにしたことがあります。

(長期の休みに作文=感想文を書く)
これが忌まわしい思い出として
記憶に残っている方は多いようですね…。


ここで、声を大にしていっておかねば
ならないことが2つあります!

苦手だったと言う皆さんはきっと…

1、キチンと 読むのがめんどうなんです。
2、カッコいいこと書こうとするんです。

読書感想文 と聞くだけで、
どこか思い込みでハードルを
あげていませんか?

LINEやFacebookの投稿、
日記にブログなどなど

毎日なにかしらの文に触れて
文字を目にしていませんか?
伝えたいこと、言わねばならないこと
相手に向けて書いていませんか?

文はなんとなく書ける。
でも感想文は

なんとなくダメ

読書感想文だろうがブログだろうが、
文字で思いを伝えることには
なんらかわりありませんよ。

お子さんが読書感想文をスムーズに書くために親ができること

読書感想文は
本を読んで湧き上がった思い、
疑問や問いかけに対する
自分なりの答え、
これを書くものです。

当たり前のことだと思われるかも
しれませんね…。
ただ、
ここをおざなりにして

いきなり書こうとする
終わらせようとする
だから書けないんですよ。


自分の思いをどうやって表すか
これは、サラッと一度本を読んで

うん、面白かったです。

…では書けないよ!ということを
まず理解しておきましょう。
すると、
本の読み方 が変わってきます。
読書感想文を書くために読む
ではなくて、
読んだ本が興味深かったからそれを書く

これ、結構…いやかなり大事。

感想文の為に本を読めば
普段は読みそうにない課題図書を選んで
読んだことに満足しがち。

興味ない本は読むことすら苦痛で、
読んで「おわった!」となり、
読むことと書く思考が分離します。

だから 感想 が湧かないんです。
お父さんお母さん、

課題図書という言葉に躍らされて

この中から選べ とか
難しそうな本がいい とか
そんなアドバイスをしたくなるものですが

子どもが「これ読みたい!」と
言った本で感想文を書かせた方が、
その後スムーズですよ。

読書感想文を書き始める前にやることがある!


お母さん、よんだよー!

じゃあ感想文かけるねー、頑張れー。

って書き終えるのを待っても
子どもは悶えます、スルッと書けません。


ここで親が子どものお手伝いを
少しだけしてあげるんです。

やることは…
本の内容についての問いかけ。


質問されることで
子どもの頭の中が整理されていきます。

どうだった?→面白かった
ここから踏み込んだ問いかけをします。

どこが面白かった?
これをしたのはどんな登場(人)物なの?
そのシーンの前にどんなことがあったの?

…と、はじめの質問から徐々に
具体的に、点を攻める感じで

その話の内容を子どもに尋ねて
教えてもらうように問いかけます。

すると、全く違うシーンのセリフが
飛び出してくるかもしれません。

え?その会話はさっき聞いたのと違うやん!
と、軌道修正するのはおすすめしません。
なぜって、
この時子どもの頭は 
本の記憶 を辿っていて
その中で あそこも印象的だった!と
思い出して振り返りをしているから。

そのシーンも頭に残っているんだね。
うれしくなった?かなしくなった?
それともモヤモヤした?

と、感情を現す言葉で引き出せば
そのシーンに対してどう思ったか
何を考えたかが引き出しやすくなります。

誰かから問いかけられて、
それに答えていくと
そっか、自分はそう思ったんだ…

と、子ども自身の振り返りができて
何を書きたいか がクリアになります。

このひと手間は
子どもが自分でやるのはとても大変だし、
何せ 振り返るより 終わらせたい!ので
読み終わったらすぐに
書こうとするんです。

読んだ!と子どもが言ったら、
すぐに聞く,問いかける!!

これ、割と効果高いです。

一発で書き上げようとしない!


作文でもレポートでも

長編大作でも短編コラムでも、

一度でバッチリOKな文を仕上げようとしない
ことが大事。

完璧を求めるあまりに、
文頭書き出しでつまづく というのは
大人もあるある!です。

バラバラでも
箇条書きでも
思ったことや書きたいことを
ザザッと裏紙にでも書き出すこと。
(マインドマップ作り)

書き出したことをひもづけたり、
重複をまとめたりしながら

ここで書く順番も意識して
感想文の大枠を作ります。

これができれば、
あとは文章を丁寧に
マインドマップに沿って書くだけ!

原稿用紙を下書きなしに
使っちゃあいけませんよ。

いきなりかこうとすればそれだけ、
紙と消しゴムと時間を消費します。


来年こそは、
これを7月中に終わらせたい…
(問いかけまでは7月に終わってたのに)
こどもよ、書け!
というのは親の嘆き。



只今おうちで仕事中…ちくかくライターBlog

大分県に住むフリーライター 竹林みか の日常と活動を「ちく(竹林が)か(書)く」ブログ。 パラレルワークライター18年目。取材インタビュー原稿が主軸です。「書く」を「語る」依頼と同時進行、業務拡大を図る。 及川光博・DOMOTO・snowmanゆり組強火宮館担。薔薇をまとったエレガント男子好物。ネタ喰いつきは音速並。

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