昨年の秋から冬にかけて、
大分県在宅ワーク支援の
ライティング講座に登壇しました。
受講生の方々と
機会をみては
連絡をとっていましたが、
そのうち数人から
実際のライティング依頼について、
相談を何度か受けました。
書いたものが
どのように判断されるのか。
初めての依頼はきっと誰もが、
不安だし緊張するでしょう。
こんな文章でいいのか…
求められているテキストを
きちんと書けているか…。
客観的に判断してほしくなる気持ち、
ものすごくよく分かります。
練習ワークの赤入れは
何度もしたことがあります。
ただ、依頼を受けた後のテキストは、
原則受けていませんでした。
ライティングでお金をもらおうと、
案件をゲットして、
書くことに対して責任をもつのは
受けると決めたライター本人。
クライアントから
赤入れをしてもらったほうが、
依頼の真意を感じ取り、
適切に修正する事ができる。
と、おもっているが故のこと。
例えば、
テキストにダメ出しがあったとき、
依頼の内容をやりとりしていない人が
その修正を言われても、
素直に指摘を受け入れられません。
どうしてダメだったのか。
どうしたら依頼に即した文章になるか。
これを考えるのは
依頼を受けたライターにとって、
とても貴重な経験になるはず。
この
手直しがないままだと、
いつまたでたっても
我流を抜け出せない。
イヤな思いではなく、
前向きにテキスト作成と向き合うために、
赤入れを直に経験した方が、
絶対いいんです。
その機会を奪ってしまうのは
本意ではありませんでしたが、
これまでの経緯や失敗を
これからに繋げるため、
受講生さんの
納品前テキストをチェックしました。
数カ所の改善点を伝えて、
こうしたほうが効果的だと
赤入れした原稿を
受講生さんに返信し、
結果、
テキストの評価も良かったようですが。
なにが嬉しかったって、
赤入れ原稿をみて
「腑に落ちた」
という言葉をもらえたこと。
これまでも
何をどう書けばいいのか?と、
迷走していた受講生さんの様子を
近くで感じていて、
書くことに対して、
諦めてほしくないなと
ずっと思っていました。
講座開始から、
とても前向きに取り組んでいたから
なおのこと。
講座のワークでも、
思うように書けない時があって、
自分にライターは向いてないかも…と、
感じる瞬間も
きっとあったはず。
それでも
案件に自分でエントリーして、
書いてみて、
修正が
腑に落ちた
この経験はきっと
デカい!
この言葉をメッセージでもらったとき、
ガッツポーズでたね。
きっとこれからは、
ひと皮むけた
コンテンツ思考と
ライティング目線で
テキストを書けるように
なってるはず。
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