ライターという仕事は、
家に籠もりっきりで
ひたすらにキーボードを打つ…
と思われがちですが。
いや、実際に私も
そんな時間は長いのですが。
折をみて、
積極的に人と会うことを心がけています。
人に会うとなにがいいかって、
物書きに飽きた時のリフレッシュ…
もありますが、
やはり
人とのつながりって、
大事だな…と
感じることが多いのです。
周りの人が
なにを思い、なにを考え、
どんな風に振る舞い、
その時間を楽しんでいるか。
会話に入らずとも、
話を聴くこと
流れる話の中に身を置くこと。
これだけで、
「私」ではない人の思考に触れて
その思考を自分に置き換え、
自分一人では到底考えないようなことに
思いを巡らすきっかけをもらえます。
仕事をクラウドソーシングに
頼りっきりだった頃、
外に出る時間が
本当に惜しいと感じていました。
仕事を捕るために、
家のパソコンの前に張りついて、
ニュースリリース依頼を
まるでモグラたたきのように、
お手つきしまくって
原稿数を獲得したこともありました。
でも、
はっきりいって
不健康極まりない!
Webの世界には
眠り や 休み がありません。
公開も、依頼も
執筆だって年中無休。
24時間働こうと思えば、
いくらでもやれます。
書き始めたら最後。
家族ともろくすっぽ話さないことも。
自分の脳みそでしか
考えや思いを生むことができず、
視野が狭い、
とってもちぃせぇ人間に
感じてしまうのです。
こんな生活にほとほと疲れ、
あぁぁ、人と話してねぇなぁぁぁ。
と、思い始めた頃には、
すっかり 会話 が
へたくそになっていました。
頭で文章を組み立てることに慣れ、
そこに十分な時間を割いていたせいで、
突発的かつタイムリーな
説明や会話の返しが
まぁ、びっくりするほど
へたくそになってしまいました。
ここまで下手だと、
人としてぇぇっ的危機感が
ゾワッと襲ってきまして。
そや。話しにいこう!
と思い立ったころから、
理由や目的はなくとも、
人と会うために出かけるようになりました。
人とつながることが目的だったはずが、
気が付けば、
お会いする方々から
お仕事をもらえるようになりました。
ライターやってますよー。
とはいいますが、
自分から見積もり持ち込んで
くれくれくれくれくれ!!
と、仕事をせがんだことは
お陰様、一度もありません。
ま、私の場合は
時々ライター ですので。
主に主婦と本業パートを
優先しているゆえ、
ガツガツしてない空気を
じわっと滲ませているのかもしれません。
周りの方々は
いつか書いてよー。
という感じ。
いいですぜ、あたしでよけりゃ。
と返します。
こと程度です。
書く仕事がなければ、
かくぜ!!!と叫んだところで、
相手に謝らせてしまうだけ。
「今はないんだよ…」と。
これは、
互いにいい思いをしない。
だから、
いつでも思い出したときに。と、
ふんわりお返事します。
その、
いつでも。が、
ここ数年、繋がってきています。
そろそろ仕事欲しいなぁ…と
思っていたら、
あの時の書く話なんだけとさ。と、
これまたふんわり舞い込んでくる。
そこから派生して、
書く じゃなく、
話す が増えてきています。
いや、
はなすのヘタクソになってんすけど。
と、思いますが、
テキストかくのと一緒で、
準備と構想を
しっかりしておきゃ、
大丈夫やぁん!
ということに、
気づいてからは、
お話する仕事も積極的に
お請けするようにしています。
話すときは、
自分の中でスイッチングが必要ですが、
モードを切り替えて、
人前で語ることも増えました。
で、明日…
Web制作会社さんで
ライティングをかたることになりまして。
がっつりと、
基礎知識を備えている方々の前で、
さて、あたしゃ
なにを求められてる?
ここの想像力を働かせて、
明日は、猛省覚悟で
お話を頂いた企業様の胸を借り、
経験値を上げさせて頂きます。
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