これは、
文章オタクになりたいライターが
常日頃から考えているものの、
実行するのは難しいもんだよまったく。
と感じていることの
備忘録でもあります。
あしからず。
書くことは難しい!という
たぐいの字をみたら、
やっぱり大変なんやないか!
という声も聞こえてきそうですが。
いや、簡単にさらっとかいて
お金もらえるなんて、
書くことを始める前から
想像しちゃいかんです。
繰り返し書いて、
校正もらって萎えて、
その反省をして
書き続けると、
どんな文章が読みやすいか?が
見えてくるってもんです。
キュレーションサイトや
オウンドメディア立ち上げの為に、
今でも
アホか!というほどの依頼を
数え切れないほどの企業が
案件提示しています。
クラウトソーシングで
原稿の量を集めたい企業は、
それはそれは丁寧で細かい
レギュレーション(取説みたいなやつ)を
準備したりします。
そしてタイトルや説明で
必ずいう(書く)んです。
「誰でもできる
初心者でもカンタン
レギュレーションに沿って
丁寧に指導します」
…。
ま、こんな依頼をする運営者側は
文章とか内容とか
読まれるとかあんまり考えてなくて、
ただGoogleのクローラーの方を
向いているだけのこと。
で、そんな運営側が考えた
レギュレーションなんて、
文章を書く ということについては
ほぼ触れておらず、
そこには投稿ルールとか
どうでもいいような
作業の手順とか
執筆者にとっては
困惑しちゃう材料が多くて
実際に
どんなテキストコンテンツを
作ればいいのかは謎のまま。
いくら詳しいレギュレーションを作っても
執筆する人がみな
同じクオリティの文を
入稿するとは限らない。
そして、
くっそ細かいレギュレーションを
作っちゃうような担当者は
おそらく
難しそうな文が好き。
で、
そんな文を無意識にかいちゃう。
レギュレーションの見にくさと
字の多さ、
情報の詰めすぎ、
字の小ささ、
もう、
コンテンツだったら絶対見ない!
飛ばす飛ばす!
読み飛ばす!
そんなレギュレーション読まない人が
ルールを守ってないじゃない!
と担当者から怒られちゃう。
ま、レギュレーションって
依頼書だからね。
読まないなんてありえないけど。
依頼が抽象的で分かりにくいから、
いいテキストがかけないと
ライターが悩む。
どこをどうとも言えない
ふんわりした依頼だから、
ライターは質問がしづらい。
で、文章校正じゃなくて
内容や段組にケチがつく。
やる気なくすよねー。
仕様を丁寧に提供するんじゃなくて、
わかりやすい文章は
こんな感じで書きましょう…
と、ポイントをいくつかあげるほうが
よっぽど有意義。
そして、
実践の場が与えられるなら、
経験の浅いライターとしては
大きなスキルアップとなる。
文末を言い切れ、とか
根拠がないことはかくな、とか
そんなことじゃなくて、
校正例の一つでも見せてあげると、
ライターとしては大きな刺激になる。
百聞は一見に如かず。
ライター側も、
学んだり経験したことを、
収入に関わらず
身につける場所は
いろんなところに落ちています。
物書きに
全く不用な情報なんて
ありません。
日常のすべてに、
いろんなヒントや物書きチャンスがあって、
一つを生かすも殺すも、
経験者次第だな…と
最近よく感じます。
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