うちの子は
本を読むことと
本を 揃えることに
惜しみなくおこずかいを
使える子です。
この点、親としては
非常に感心し誇れるところ。
どこからか情報を仕入れ
(多分図書館)
この本を欲しいと言いだしました。
私がかつて読んだのは
漫画ではなく文字だらけでしたが、
子どもが読むには
そのシーンと教訓を
より身近に感じられる
漫画が吉 かなと。
ただ、
肝心なおじさんのノートは
しっかりきっちり
文字が綴られていて
そこで我が子、
「このノートのところ
読まんと話繋がらんかなぁ」
おいこら。
読みどころを完全無視するような
そんなことすんなよ…。
これからじっくりと
おじさんのお導きを
読み進めて、
いろんなことに
思い巡らせるでしょう。
いろんな出来事と
この本のシーンを重ねては、
どうしたらいいか
どうすべきか
自分なりの答えを出して欲しいと
思います。
ただ、
この本が子どもにとって
リアルに重なるシーンがあったとして
その相手はきっと
この本を読んでいない…
あなたにもっと
いろんなことを考えて欲しい
…と思っている人こそ
きっと読まない
興味ない
もしくは
読んで感動したりして
自分とは別次元の話として
一つの知識 くらいに
なり下げちゃう。
この本を読むたび
そんな風に思ってしまうのは、
学生時代の自分が
とてつもなく自己中心的な奴で、
そのことをがっつり反省する
経験があったからでしょうか…
ともかく、
いつ読んでも
とてもずっしり重く
でも読まなきゃ という気に
させてくれる
一冊手元に置いておきたい本です。
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